Nichiren・Ikeda
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創価女子会館・開館3周年記念協議会
2009.6.4 スピーチ(聖教新聞2009年下)
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「白樺の心」よ世界に広がれ
女子部「白樺グループ」(看護者の集い)の結成40周年、本当におめでとう!
婦人部「白樺会」の皆さんも、いつも大変にご苦労さまです。
日ごろから同志の健康を厳然と守ってくださっている、一番尊い方々である。
生命ほど大切な宝はない。その生命を守る白樺の方々に対して、社会は最高の勲章を贈って讃えるべきである──これが私の持論である。
生命を軽視する風潮が強い時代にあって、生命尊厳の大哲理を掲げ、「生命の世紀」を建設する白樺の皆さんこそ、まさに「慈愛の博士」であり「慈愛の天使」である。
「白樺の心よ、全世界に広がれ!」と、私たち夫婦は祈り、叫びたい。
大切な白樺の友と一緒に、「生命尊厳の21世紀」を築いてまいりたい。
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女性に最敬礼
「鉄鋼王」として名高い、アメリカの実業家、カーネギーは述懐している。
「私たちの経験からいうと、若い女性は、男子青年よりも信頼がおける」(坂西志保訳『カーネギー自伝』中公文庫)
広宣流布の世界も、事実のうえで、女性の活躍が光っている。
さらに、社会の各界のリーダーから、女子部への賞讃の声が、多数、寄せられている。
仏法は男女平等であり、妙法の女性は一人も残らず、かけがえのない使命を持った最高に尊貴な人である。
ゆえに、男性は女性に対し、「いつもありがとうございます」と最敬礼する思いで、心から尊重し、応援していくべきだ。これを、より一層、実行していけば、広布の勢いは倍加する。
もしも、威張る男性や生意気な男性がいたならば、女性が声をあげ、正していくのだ。
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戸田先生は、「広宣流布は女性の力で成し遂げられる。尊きは、女性の力である」と断言された。
さらに、先生は次のように宣言された。
──女子部員を増やし、女子部を強くすることが、広宣流布の永遠の勝利の門を開き、創価学会の永遠の繁栄の門を開く、と。
戸田先生も、今の女子部の皆さんの姿をご覧になったら、どれほど喜ばれることか。
私は、わが人生の総仕上げのこの時、「華陽の誓い」を抱いて躍り出てこられた女子部の皆さんに、不思議な縁を感じてならない。
宝の中の宝である皆さんに、広宣流布の未来の一切を託していきたい。私と妻は、そうした祈りを込めて、皆さんを見守っている。
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創価の未来は華陽会と共に
この春、私は、「戸田大学」の卒業生として、また皆さんの代表として、北欧のデンマーク・南大学から「名誉博士号」を拝受した。
〈世界の大学・学術機関から250番目の名誉学術称号。現在、名誉会長は「256」の名誉学術称号を受章している〉
その名誉博士のメダルには、「童話王」アンデルセンの肖像が刻まれていた。
アンデルセンは高らかに謳った。
「世界は若い 若者とともに 若い」(デンマーク王立国語国文学会編集・鈴木徹郎訳『アンデルセン小説・紀行文学全集5』東京書籍)
この言葉を踏まえて
「創価は若い。華陽の友と共に若い」
そして──「未来は明るい。華陽の友と共に明るい」
こう、限りない期待を込めて、私は申し上げたい。
きょうの記念として、シンガポール国立植物園が命名してくださった“香峯子蘭”(デンドロビューム・カネコ・イケダ)の写真を贈りたい。
とともに、花の池田華陽会の皆様に
気高くも
優美に薫れる
香峯子蘭
華陽の姫も
喜び続きて
と和歌を詠ませていただいた。
大東京をはじめ、日本全国、全世界の華陽の同志に、「万歳!」と叫びたい。
わが使命の舞台で、「師弟勝利の花」を、美しく咲かせていっていただきたい。
お父さんやお母さんにも、お会いできなかった同志にも、くれぐれも、よろしくお伝えください。
〈ここで、参加者が池田華陽会歌「華陽の誓い」を、誇らかに歌い上げた〉
いい歌だ! ありがとう! この歌とともに、生涯、わが「誓い」を抱きしめながら、心晴れ晴れと進んでいただきたい。
皆さん、どうか、お体を大切に。仲良く、どこまでも仲良く!
悔いのない、素晴らしい勝利の歴史をつくっていただきたい。お元気で! また、お会いしよう!
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