Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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島根県各部の代表者会議 妙法の冥益の年輪を拡大

1984.5.21 「広布と人生を語る」第6巻

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6  功徳には顕益と冥益があるが、大聖人の本因妙の仏法では、冥益が根本であるといってよい。大木は年を経るごとにその年輪を重ね、広げていく。と同様に、信心修行の功徳の年輪も大木と同じように、時とともに増加していくものである。
 冥益であるがゆえに、この功徳の増大も、現実の風波におおわれて目には見えない場合もあるにちがいない。しかし、疑って退したならば、自分が損をするのである。信心の年輪とともに、功徳の年輪もかならず拡大していることを確信していただきたい。
 大木になれば、高きがゆえに風雪をより強く受ける場合があるだろう。小木や中木を大風から守らなければならない場合もあるにちがいない。それと同じく、幹部であればあるほど、苦労が多いことも事実である。
 しかし、私どもは、この妙法の大冥益の功徳を積みゆく自分であることを確信して、後輩を守るためにも大木のごとき厳然とした人生と信心を全うしていきたいものである。

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