Nichiren・Ikeda
Search & Study
日蓮大聖人・池田大作
検索 & 研究 ver.9
御書参照
御書検索
著書参照
著書検索
しおり
操作手引
第2総東京最高幹部協議会
2008.4.5 スピーチ(聖教新聞2008年下)
前後
31
「常楽我浄」の生命の旅路を
トルストイの生命観に――
「生命は死によって滅びるものではなく、形を変えるだけである」(北御門二郎訳『文読む月日』ちくま文庫)
「もし生が――幸福であるならば、生の欠くことのできない条件である死もまた幸福である」(小沼文彦編訳『ことばの日めくり』女子パウロ会)
「他者を助け、できる限りのことを為したとの実感があれば、死さえも、苦しみではなく、歓喜となる」と。
私が、ハーバード大学での2度目の講演(1993年)で論じた「生も歓喜、死も歓喜」という生死観とも響きあっている。
この私の講演を基軸として、今、アメリカでは、最高峰の知性の先生方が考察を深めてくださっている。ともあれ、世界は、大仏法の哲理を志向している。
この「常楽我浄」の生命の旅路を、さらに誇りも高く、ともどもに、明るく朗らかに、そして、勇敢に堂々と進みゆくことを決意しあって、私の記念のスピーチとしたい。ありがとう!
1
31
31