Nichiren・Ikeda
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日蓮大聖人・池田大作
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創立記念日最高協議会
2006.11.18 スピーチ(聖教新聞2006年下)
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この10月から11月にかけて、ヨーロッパの25カ国で教学試験が行われている。約8,000人の求道の友が受験されている。言語も、英語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、オランダ語、セルビア語など、さまざまである。
本当に尊い仏道修行である。日蓮大聖人が、どれほど喜ばれることか。
スペインでも、わが同志は、かつての悪逆な邪宗門の陰謀をすべて打ち破って、大発展のなか、晴れ晴れと創立の日を迎えられた。
今回の教学試験にも、300人を超える同志が、バルセロナ、マジョルカ島、サラゴサ、マドリード、バレンシア、セビリア、マルベージャ、テネリフェ島、グラン・カナリア島で受験されるとうかがった。
大勝利のスペインの同志を讃えながら、19世紀スペインの女性の“人権の闘士”コンセプシオン・アレナルの言葉を申し上げたい。
「言葉は真実を述べるため、そして人々の苦しみを癒すために授けられたものである。ゆえに、不正や誤りや不幸を前に沈黙してはならない」
「善のために使われる時間は、時間の浪費にはならない」
「あきらめるということは、苦しむ習慣をつけるようなものである」
終わりに、句をお贈りしたい。
我が
同志
とも
よ
勝ちに勝ちたり
創立日
学会の同志は、仏法の視座から見れば、生死を共にする仲である。
私にとっては、家族以上の存在である。最高幹部もまた、そのつもりで全力を尽くしていただきたい。
私は、世界中に信頼の広がり、友情の広がりをつくってきた。
学会員の皆さんが元気であればいい。喜んでくれればいい。幸福であれば、それでいい──すべて、この一心からの行動である。
また、そのために、私は正邪を公正に言い切ってきた。まじめで公正な人々が苦しむようなことをさせない。それが私の責任であり、広布の指導者の責任であるからだ。
この責任を忘れた幹部は「我見」に陥る。「異体同心」の心でつながっている同志の絆を、おかしくしてしまう。
学会のリーダーは、決して気取らず、「誠実」の二字で戦ってほしい。その誠実の行動に、仏の生命の発露である「慈悲」も輝くのである。
寒くなってきたので、風邪などひかないように気をつけてください。
各地の同志の皆さまに、どうかくれぐれもよろしくお伝えください!
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