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日蓮大聖人・池田大作

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人間革命への行動  

「21世紀への警鐘」アウレリオ・ペッチェイ(池田大作全集第4巻)

前後
6  われわれ人類は、その数においても、知恵においても力においても、きわめて成熟してしまい、地球上の居住地のあらゆる空白を満たしてしまいましたが、われわれはいまこそ初めて、長期にわたる全地球的な責務を担い、これからの各世代に、より生きがいのある地球とより統治可能な社会を残さなければなりません。そのことを私たちが理解するのを助けてくれるのは、人間革命以外にはないのです。人間革命のみが、これらすべての成就のために人間が内面から向上し、内奥の精神的・文化的な調和を得なければならないことを覚知させてくれるのです。そして、この人間革命のおかげで、いまのこの世紀末とこの一千年間の終幕は、人類史における最良の時代へ向けての、一つの新たな扉となることができるでしょう。
 注1 この対談が開始される以前(初めての出会いは一九七五年五月)、ペッチェイ博士は、“人間性革命”(humanistic revolution)の用語をもちいていたが、その後、“人間革命”(human revolution)という表現に変えている。
 注2 『人類の使命』(前出)。
 注3 同右。
 注4 同右を参照。

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