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日蓮大聖人・池田大作

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全国最高協議会(7) つねに先陣! それがわが青春の誇り

2005.8.4 スピーチ(2005.4〜)(池田大作全集第98巻)

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5  後継の青年を鍛え育てよう
 アメリカ創価大学は、この八月、新たに五期生を迎える。世界各国から、情熱あふれる英才たちが、勇んで集ってくる。創立者として、これほどうれしいことはない。
 アメリカ創価大学の開学は、二〇〇一年五月。開学十周年をめざし、さらなる施設の充実が検討されている。「平和の指導者」を育成する最高学府の建設を、全力で応援してまいりたい。
 少子化の時代である。大学をはじめ、あらゆる団体が生き残りをかけて必死である。若い人材の育成に全力をあげている。
 私たちにとって、未来部の友は、将来の学会を担い、世界の平和を担いゆく大切な「宝」の存在だ。全員が、尊き使命を持っている。
 学校の先生もそうだろうが、子どもたちを育てる上で大切なのは、大人自身の人間性である。魅力である。
 「教員は学生のしもべであれ」と言われる。ますます「教員の質」や「学生へのサービス」が問われている時代だ。
 まず大人が成長!――これを心に刻まなければならない。
 そして若き友の努力を讃え、よい点を見つけ、ほめて伸ばすことだ。時には「漫才」をするようなつもりで皆を楽しませながら(笑い)、また、深き「哲学者」として大確信を語り、ながら、正義の心、正しい価値観を教えていくことだ。心から信頼される存在となっていくことである。
 私も、小学校時代の恩師のことを今でも覚えている。子どもは、大人の温かな振る舞いを忘れないものだ。若き日の励ましは、一生の宝の思い出となろう。
 大切なのは、魂と魂のふれあいである。心に理想の火を点すのだ。
 後継の青年を、今こそ鍛え、育ててまいりたい。
 (長野研修道場)

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