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日蓮大聖人・池田大作

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第1回関東会協議会 「勇気のエンジン」で前へ

2000.10.8 スピーチ(1999.10〜)(池田大作全集第91巻)

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12  きょうも勝て! そこに大福運が光る
 アメリカの人権闘争のリーダー、マーチン・ルーサー・キング博士は言っている。
 「どんな社会革命の場合でも、勝利と実現という追い風が好都合に吹くときもあれば、失望と逆転という強い向かい風が、冷酷にわれわれを打つときもある」「どんなに風が強くても、勇気というエンジンでわれわれは耐えなければならないのだ。このとどまることへの拒絶、この『何ごとにも耐えうる勇気』、『どんな条件があろうと』続けていこうというこの決意、こうしたものは、たとえどんなに大きな運動に対しても太鼓判となるものなのである」(『黒人の進む道』猿谷要訳、サイマル出版会)と。
 また、ゲーテは「ファウスト」で謳っている。
 「今日出来ないようなら明日もだめ、/一日だってむだに過ごしちゃなりません。/できそうなことは、思いきって、むんずと/その前髪をつかむことです。/つかんだ以上はいっかな放さぬ。/そして目的に邁進する、それがわれわれの決意だからだ」(手塚富雄訳、中央公論社)
 きょうも負けるな! きょうも勝て! そこに大福運が光る! と申し上げ、私の記念のスピーチとさせていただく。
 どうか、お帰りになられましたら、同志の皆さまに、くれぐれもよろしくお伝えください。
 (東京・信濃文化センター)

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