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日蓮大聖人・池田大作

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5・3記念祝賀式典 勇気で勝て「栄光の人生」

1996.5.3 スピーチ(1995.5〜)(池田大作全集第86巻)

前後
13  アルゼンチンの著名な文学者・ボルヘスはうたった。
 「あらゆることのなかで、ただ一つ
  後悔しないことがある
  この地上において、だれ一人として
  それは″勇敢であった″ということだ
  勇気は常に最高のものである」
 人生を″勇気で勝て″ということである。後悔に苦しむ人生は不幸である。
 「私は勇敢だった」「私は戦った」。そう言い切れる人生は幸福である。
 勇気はタダである。だれにでも勇気は出せる。勇気こそ学会精神の異名である。
 戸田先生は言われた。
 「仏様は大慈悲であられる。しかし、私たち凡夫が慈悲を出そうとしても、なかなか出るものではない。その慈悲に代わるのは勇気である」と。
 「勇気」をもって、広宣流布に動くとき、結果として「慈悲」の行動になっているのである。
 牧口先生は牢に入れられても厳然と戦われた。勇気で勝ったのである。
 戸田先生は投獄されようとも、事業が倒れようとも戦い抜かれた。勇気で勝ったのである。
 私も、勇気で勝った。これからも勝っていく。
 皆さまも、勇気で勝利し、日蓮大聖人にほめられる一生をつづっていただきたい。「愚人にほめられたるは第一のはぢなり」である。大聖人にほめられてこそ、永遠の名誉である。
 これからも、「何ものをも恐れぬ勇気」で、偉大なる悔いなき人生の栄光を飾っていただきたいと申し上げ、記念のスピーチを結びたい。きょうは、ありがとう! おめでとう!

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