Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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新潟に咲く幸の花  

1971.5.16 「随筆 人間革命」「私の履歴書」「つれずれ随想」(池田大作全集…

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2  当時、千世帯であったこの地区も、県下にあったいくつかの他支部の同志の建設もあって、現在では四万世帯を超えているようだ。留難の地にも、平和と広布の進歩の足音は響き渡っている。嬉しい。
 撮影が終わって、佐渡の同志が衣裳も凛々しく「相川音頭」を踊って見せてくれた。その見事な舞いにしばし感嘆。「佐渡おけさ」も、完璧なリズムに乗って踊ってくれた。
 鼓笛隊の幻想的な行進には、万雷の拍手が沸き、期せずしてアンコールをお願いした。清い瞳──敏捷な回転、天使それ自体の振る舞いに、人びとは、ただ夢のような時間を送るのであった。乙女らが一人ひとり摘みとって作った、ワラビの塩漬けを贈られたときは、涙がこぼれる思いであった。乙女らの前途よ多幸であれと、そして、乙女らを護るために、生き抜くことを自身に言いきかせるのであった。
  大聖を 偲びて守る わが誇り

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