Nichiren・Ikeda
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カシミールの″太陽の子孫″ カラン・シ…
「私の人物観」(池田大作全集第21巻)
前後
4 やがて、博士夫妻は北海道へ旅立たれた。函館に着くと恰も好し、美しい雪が降ったという。それが雪を頂くヒマラヤの山影を偲ぶたよりとなって、お二人はとても喜ばれたようである。
この世で、真実の友人をもつこと――それはいかなる名誉や財宝にもまして確かで、貴く、幸せなもの、という人生観を、私はシン博士に語ったことを思い出す。これからも、二人のあいだに、幾歳月にも風蝕をうけ在い友情を育んでいきたいと念願するものである。