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日蓮大聖人・池田大作

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如来寿量品(第十六章) 十界論(下)六…  

講義「法華経の智慧」(池田大作全集第29-31巻)

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11  「生命の大長者」の人生を
 池田 「天界」の衆生とは、物心ともに恵まれた「長者」と言えるでしょう。
 ″長者にも三種ある″と大聖人は、天台の言葉を引いて言われている。
 「世間の長者」「出世の長者」「観心の長者」(御書八一八ページ)です。
 くわしくは略すが、「世間の長者」とは、天界の長者と言えるでしょう。人格的にも優れた、富豪とか、知識人とか。
 「出世の長者」とは「仏法の長者」であり、仏のことです。ありとあらゆる福徳を備えている。そして、そういう仏に、凡夫がその身そのままでなれるのだというのが「観心の長者」です。
 遠藤 「観心の本尊」を受持し、修行する人は、仏の万行万徳を譲り受けるということですね。
 池田 私どもが目指すのは、三世に栄えゆく「観心の長者」です。我が心を観じて、そこに、仏界という、汲めども尽きぬ「福聚(福のあつまり)の海」を見つけた長者です。法華経による「生命の大長者」が、私たちの人生なのです。
 須田 ここにこそ「欲望社会」の行き詰まりを超えゆく根本軌道があると思います。
 池田 次は、「菩薩界」「仏界」だが、これは「十界互具」論の上から見ていったほうがいいと思う。
 斉藤 はい。いよいよ法華経の法華経たるゆえんである「十界互具」論に、求道の旅は入っていきます。

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