Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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臨時関西本部幹部会 世界一の信仰団体

1967.3.29 「池田大作全集」第3巻

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6  自分でいうのはおかしいけれども、私はこの七年間、何十年、何百年にわたる公布実現への基礎のクサビを打ちレールも敷いてきました。あとは大勢の幹部がどれだけ成長し、社会的にも力をもって活躍してくれるか、それを待つ以外にありません。その後は、高等部、中等部の成長を待つだけあります。
 先日もある総務と会った人が、創価学会の発展に驚嘆して「創価学会の幹部は素晴らしい。日本の将来の建設から考えた場合には、あんなむずかしい仏法哲理を勉強し、そして仲良く団結している民衆の総結集があるのだから、もう創価学会にはかなわない。学会が日本の将来を左右するのは決まっている」という意味のことを語ったそうです。国会議員の活躍についても、初めは軽していましたが、いまではその立派な活躍ぶりに驚いているといっておったそうです。本当に賢明で、人間というものを掘り下げ、また冷徹に将来をみる人であるならば、創価学会が磐石の布陣をしていることがわかるはずです。私はこれまで、たとえなんと批判されようとも、一度に花が咲く時が到来するという自覚で、悠々と戦ってきております。
 私は皆さん方を守るためには、一歩もひかない。政治面でも折伏でも、理論闘争でも言論戦でも、すべて広宣流布の道を切り開く戦いにおいては、一歩もゆずりはしません。不惜身命で戦うという原理は、その真髄にいたるまで知っております。
 しかし、皆さん方を大きく人材に育て、広く世界に宣揚し、お子さん方を成長させていくためには、私が一から十まで行なう時代ではありません。むしろ皆さんが真剣になって戦う時代であります。若干そうした指導性があり、方法論があることをわかっていただきたい。(拍手)
7  戦いにあっては“東京の幹部諸氏よ、関西を見よ”という心意気でいかなければならない。人間は強くなくてはいけない。そして勝たなくてはいけない。正しくなくてはいけない。それが御本尊にかない、妙法の原理にかない栄えていくことになります。私は皆さん方が、一生涯栄えるよう、また関西が永遠に繁栄するよう、御本尊に願っております。希望に燃えて、スクラムを組んで、声高らかに学会歌を歌い、支部歌を歌いながら、また次の七年間、一緒に前進してまいりましょう。(拍手)

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