Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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第85回本部幹部会 世界一の人材の城

1967.3.26 「池田大作全集」第3巻

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2  まさしく学会は世界一の人材の城であります。最高幹部に力ある人材が雲集し、そのなかの誰が理事長になっても、また総務、副理事長になっても心配のない体制にまで仕上がっております。ただ、理事長や総務、副理事長が、あまり多すぎても仕方がない。(笑い)したがって、いろいろ考慮して、先輩、後輩の関係で、現在のような幹部の体制になっております。しかし、遠大な広宣流布の目的から考えるならば、七百六十九人の理事ではまだ少ないのです。今後、二千人、三千人育成していく予定です。それで、その三分の一は地方都市の首長、衆議院議員、参議院議員等になって活躍していかなければならない。次の三分の一は,大学に、民音に、経済界に、教育界に、その他あらゆる面で、社会に貢献できる立ち場で働かなければならない。残った三分の一の人たちは、全面的に学会を支え、礎となっていかねばならない等々、これから、まだまだ多数の人材、理事が必要なのです。大幹部の総数は、現在、約二万人でありますが、私は、広宣流布のためには、十万人、二十万人必要であると思っております。(拍手)
 学会の幹部は、なんの利益を求めるのでもなく、少しも金を使うわけでもなく、何万、何十万という人を幸福にしているのであります。よそでは、金を使ったり、世襲であったり、あらゆる方策を講じて地盤を築き、その上に立っているだけであります。こういう皆さん方のおかげで、今日の学会があるのです。したがって、一人一人、全部の使命があるのです。そしてまた、自分自身でなくてはできない使命があり、だから自分がやるのだという責任があります。その自覚と責任感、希望とをもって、再び進んでいっていただきたいのであります。(拍手)
3  なお、きのうの理事会で決定したのですが、今回の総会を記念して、総本山には、私が代表して、一万二千本の苗木を御供養して、絢爛たる花を咲かせ、皆さん方の登山が、美しく明るくなるようにしたいと考えております。また、八王子の創価大学の用地に記念植樹をしたいと思うのです。男子部は、部隊長が代表して一本、また支部長が一本、婦人部長が一本、女子部隊長が一本というようにしたいと思います。支部、部隊とも約三千ずつありますから合計一万二千本になります。これを第一期として、今後しだいに本数をふやしていきます。これだけの苗木を、五月七日ごろに植樹したいと思いますが、いかがでしょうか。(拍手)
 これは、皆さんのお子さん方の幸福と希望の象徴とするために植えておきたいのです。皆さん方が戦った功徳は、全部お子さんたちに譲られていきます。そのためにもしっかり戦っておきたいとおもうのです。それで女子部は梅がいいのではないかと思います。まず最初に梅の花が咲きます。梅の花が散ったころ、婦人部の桜の花が咲くのです。桜の花が散ったら、今度は男子部隊長のツツジが咲く。秋になると、壮年部のモミジか紅葉するのです。(拍手)
 それぞれの木には、部隊名や支部名を書いた札を下げます。こういう分類で、一万二千本の苗木を、五月七日に植えることを決定させていただきます。(拍手)来年すぐ咲くかどうかわかりませんが、やがてはお子さんたちが、それを楽しくながめにくることになるでしょう。その因をつくっておきたいのです。なお早く咲けば、皆で見に行きましょう。そこで、お弁当を食べたり、バーベキューをしたりしようではありませんか。(笑い)
4  最後に申し上げたいことは、皆さん方の力あるご支援をうけ、私も、さらに折伏戦に、理論闘争に、そしてまた選挙戦に莞爾として前進の指揮をとっていく決心でありますから、皆さん方も体を大事にして、楽しく悠々と私と共に前進していっていただきたいことを、心からお願いするものであります。(拍手)

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