Nichiren・Ikeda
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真鶴会館を初訪問
地域照らす”人生の灯台”に
1986.6.30 「広布と人生を語る」第9巻
前後
5 真鶴町には、現在、真鶴支部と岩支部の二支部があるが、町内で学会員の占める割合が神奈川県下で第一の比率であるとうかがった。まことにすばらしい広布発展の姿であると思う。都市部とは異って旧習もあり、保守的な土地柄でありながら、県下随一の広宣流布の模範の姿を築き、輝かしい広布の歴史を刻んできたわけである。
隣接する湯河原町も、学会員の割合は一割を超えているという。両町を含むこの湯河原本部は、全国でも一つの広布のモデル地区となっているといってよい。それだけに、今日までの皆さま方のご苦労はいかばかりであったか。その尊くも限りないご尽力に、深く感謝申し上げたい。
6 今は年配となられたが、長い間”広布の灯台”として地域の人々から信頼され、慕われてきた方々に、森ふささん、青木ヨシエさん、五島米子さん、柳井キヌさんらがおられる。私は心からご苦労さまと申し上げたい。
こうした方々は、組織での役職が高いわけではないが、地域広布のために、今日まで懸命に奔走され、真鶴発展の土台を築いてこられた功労者である。そのほかにも、多くの功労の同志がいらっしゃる。
青木さんご夫妻をはじめ、そうした真鶴の同志の皆さま方の信心の心根が清く、純粋であったからであろうか、数年前の理不尽な非難と迫害の嵐の渦中にあっても、この地からは、ごく少数の退転者を出したにすぎなかったと聞いている。まことにみごとな信心と団結の姿である。どうか、これからも明るく堂々と真鶴広布のいっそうの発展をめざし、前進していっていただきたい。