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岡崎支部結成25周年記念勤行会 歴史の地より人材の大河を

1986.6.27 「広布と人生を語る」第9巻

前後
2  二十五周年の起点となった岡崎支部の結成は、昭和三十六年の四月十四日であった。この日、岡崎市の勤労会館(当時)で行われた結成大会には、私も出席させていただいた。
 初代支部長は故鈴木儀尾さん、そして初代支部婦人部長は大竹いしさんであった。この席にも参加されている大竹さんは、現在も県指導委員として若々しく活躍されている。
 また、草創期から活躍されている一人に加藤すみ子さんがいる。この方も圏指導委員として元気に活動されている。これほどうれしいことはない。私はこうした多くの方々を存じあげているが、やはり純粋な信心を貫いた人は生涯、生きいきと、尊き充実の人生を全うできるものなのである。
 また、昭和四十三年十月には、第一回中部芸術祭を岡崎市民会館で開催。じつに感動的な祭典であったことを記憶している。
 とくにハイライトの舞踊劇「竹千代」は圧巻で、今なお印象深く残っている。中部、とりわけ岡崎の全同志の強盛な信心が結晶したみごとな舞台であった。この大成功が、今日の岡崎広布の大発展への節となったといえよう。
 この、芸術祭のあと三ヶ根山に登った。その山頂で売店を営んでおられた故本田敏男・志づ子さんご夫妻も、忘れることのできない懐かしき同志である。今も勤行のさい、ねんごろに追善の題目を送らせていただいた。
 当時、三ヶ根山に住んでおられた方々を中心に「三ヶ根グループ」が誕生している。さらにこの席を借りて第二期「三ヶ根グループ」発足の決定をさせていただきたいと思う。
 また、五年前には、総本山へ向かう途次に、岡崎市内の石川さん宅に立ち寄った。このご一家も、今も変わらず広布の第一線で明るく活躍されているとうかがった。
 岡崎の皆さま方の健在な姿を知り、これほどうれしいことはない。いつまでもお元気で、広布の戦いを進めていただきたいと願わずにはいられない。
3  知将・徳川家康が生まれ育った地であるせいか、岡崎の人たちには知性的な方が多いようにお見うけする。このすばらしき国土から、愛知広布を担いゆくカある人材も、さらに陸続と輩出されていくにちがいない。
 どうか、岡崎は「偉大なる愛知」建設の波動を広げゆく震源地として、今後もいっそうの発展と躍進を遂げていかれるよう、心から期待してやまない。

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