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日蓮大聖人・池田大作

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奈良広布満三十年記念勤行会 「和楽の家庭」「和楽の組織」を

1986.6.17 「広布と人生を語る」第9巻

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8  最後に、朗らかなご家庭であっていただきたい。たとえば、ご婦人方は、広布の活動からの帰宅のさいにも「遅くなってすみません」といった、夫や子供たちへの感謝の言葉を忘れないでほしい。真心の感謝の一言が、なごやかな雰囲気を一家に広げゆくからである。逆に、感謝の気持ちを忘れ、家族に不平をもらすようでは、家庭は和楽とはならない。
 またご主人方は、妻や子供たちへの愛情あふれる対話を心がけていただきたい。ときには、良い意味でのお世辞も大切ではなかろうか。いつも一家の主が、苦虫をかみつぶしたような顔ばかりしていては、家族もいい気持ちがしないものだ。つねに明るい笑顔で、家族に安らぎと安心を与えていける存在であってほしいと思う。
 ともあれ、信心のことでいさかいをしてはならない。信心の功徳につつまれた仲の良い円満な家庭の建設を心からお願いしたい。
9  本日の会合を記念して、次の歌を、皆さん方の代表として県青年部長、県女子部長に贈らせていただく。
  若き将 君に顧まむ 奈良広布
    みなぎる力を 惜しまず指揮とれ
  
  清らかな 心で築けや 幸の道
    三世の旅路の 今日の修行と

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