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日蓮大聖人・池田大作

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東京第一総合本部合同授賞式 生活のなかに光る人生を

1986.6.4 「広布と人生を語る」第9巻

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4  何らかのものの「信者」であり、人生の依所とするものをもっている人間の世界のなかにあって、三大秘法の大御本尊を借受し、すべての社会次元で活動する人々を包含し、善導しながら仏道修行に励んでいるのが私どもである。宗教の浅深高低のうえから、人生と生活のあり方のうえから、考察され、実証された最高の仏法を人々に教え、導いていくことが、私どもの使命であり、責務である。
 たとえば、”右に行けば川を渡るための橋がある。しかし左に行けば断崖絶壁があって危ない”と教えるのは、人間としてしぜんの理である。ここに、妙法を信受した私どもの活動の意義がある。
5  今日の正法の興隆、また創価学会の発展をもたらした原動力は何か。それは、それぞれの立場で広布を推進されている皆さま方の、強き「信カ」と「行カ」にはかならない。
 強盛な「信力」と「行力」を起こし持続することによって、私どもは、大御本尊の無量の功徳力に浴し、奇跡的ともいえる現在の広布の大発展をみることができたのである。この強盛なる 「信カ」と「行カ」をたもちゆくところに、学会の変わらぬ伝統精神がある。
 「信カ」と「行力」なき人に、功徳の花は咲きかおらない。また、大聖人の御称讃もけっして与えられないことを知ってほしい。
 三世にわたる御本尊の福徳と大聖人の御称讃は、尊い広布の実践に邁進されてきた皆さま方にこそ輝くのである。皆さま方はその尊極の資格をおもちの方々である。その福徳をさらに子孫末代まで残しゆくためにも、いちだんと強盛なる「信力」と「行力」の勇者であっていただきたい。

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