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日蓮大聖人・池田大作

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第二東京本部長の集い 対話こそ生命蘇生の源泉

1986.5.20 「広布と人生を語る」第8巻

前後
10  「リーダーシップ」の一つの側面として、”権限による”ものから、”情報による”ものへの移行がある。
 それだけに、リーダーは、正確な情報を的確に把握していくこと、たとえていえば、あらゆる人の話、意見に耳をかたむけていくことも、ますます大切になってきている。
 私も、皆さまから年に八万通から十万通の手紙をいただくが、それらを通し、お一人お一人の思いやご意見を心に刻み、会員の皆さま方が”何を求め””何を欲しているのか””いかにすればよいのか”そして”仏法をどのように理解したらよいのか”を真剣に考え、日々分析もし、模索している。また、対話にも全力をそそいでいるつもりである。
 ともかく、さきほどの牧口先生の指導にも明らかなように、指導者によって、組織も、地域も決まってしまう。指導者のいかんで、多くの後輩たちが躍動もするし、うちびしがれもする。幸福にもなっていくし、逆に不幸にもなる。大成長もするし、退転もする。また、勝利への展開もあるし、敗北の方向へと後退しゆくこともある。
 「汝」が根本であることはいうまでもないが、同時に、指導者というものの姿勢、あり方がどれほど大事であるかを、きょうは申し上げておきたい。
11  本日の集いを記念して、次の歌を、壮年部、婦人部、青年部の代表に贈らせていただく。
  辛くとも 嘆くな友よと 歌いたる
    恩師の心を いだきていざ征け
  
  この人生 広宣流布に 捧げたる
    無上の誇りは 永遠に薫らむ
  
  武蔵野の 大地を舞台に 法戦の
    歴史を綴りし 君らは尊し

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