Nichiren・Ikeda

Search & Study

日蓮大聖人・池田大作

検索 & 研究 ver.9

埼玉代表者懇談会 純粋を信心を生涯、堅持

1985.5.12 「広布と人生を語る」第7巻

前後
4  “一人の存在”が、いかに大きな力をもつかは、今日の日蓮正宗の世界的発展の淵源ともなられた唯授一人血脈相承の第二祖日興上人の御姿を拝すれば明らかである。とともに、また学会にあっては牧口初代会長、さらに戦後は戸田第二代会長の“一人の存在”があったがゆえに、今日の未曾有の広布の広がりができあがったのである。
 一方、善悪の悪の面としては釈尊在世における提婆達多の存在がある。ここにも“一人の存在”のもつ意義がいかに大きいかの証明がある。
 その意味から、この青年塾から育ちゆく“一人の人材”の存在は、まことに重要である。一人ひとりの自立、自覚、人格、個性を重んじながら、緻密な英知をもって、一人ひとりを広布と社会における偉大な人材へと育てていただきたい。
5  二十一世紀への道は、若き青年たちの時代である。すべて後継の若人たちの成長を待ち、信ずる以外にない。私も、青年に最大の敬意と期待をもって、彼らが活躍していく二十一世紀の世界の舞台を、全力をあげて切り開いている。先輩の幹部も、青年を信頼し、ぞんぶんな活動ができるよう応援をお願いしたい。

1
4