Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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港区記念代表幹部会 人生の羅針盤を正確に

1985.2.18 「広布と人生を語る」第7巻

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8  「能く能く心をきたはせ給うにや」との御教示にあるように、一番大切なことは心を鍛えることである。
 エゴのうず巻く社会にあって、心を鍛えるとは、根本的には自行化他の仏道修行にあり、学会活動にある。この人生にあって自らの心を鍛えて、人々のために苦労し、働いていくことほどすばらしいことはない。
 「始中終すてずして大難を・とをす人・如来の使なり」とも仰せである。いかなる大難があろうと、始めから終わりまで、ということは生涯、不退転で信心を貫き通す人こそ、如来の使いである。如来とは、末法においては日蓮大聖人のことであられる。
 現代において、代々の会長は、あらゆる大難を受けながら広布大願の実現に前進してきたのである。創価学会は「如来の使」の存在であり、仏意仏勅の団体であることを確信されたい。
 また、広布への実践においては“潔い信心”が大切であり、だれからも信頼される“頼もしき”存在であっていただきたい。
 また「今年かしこくして物を御らんぜよ」と仰せである。
 経済・政治の動向、自身の仕事や商売のあり方など、社会と人間のいっさいの現象の本質を“賢く”洞察していける人になっていただきたい。世間の風評や誘惑などにだまれて、敗北の人生を歩むようなことがあってはけっしてならない。
9  最後に、港区の白金は広布に縁の深い地である。これからは“黄金”の港区であってほしい。個人においても組織においても、輝く黄金の存在となり、模範となって、「黄金の港ここにあり」という見事な実証の姿を示していっていただきたい。

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