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日蓮大聖人・池田大作

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南予圏四本部合同地区部長会 御書に云く「心こそ大切をれ」

1985.2.1 「広布と人生を語る」第7巻

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3  希望に燃え、健康に留意して長生きをし、すばらしき“妙法の長者”としての生涯を送っていただきたい。
 そして、深き縁に結ばれた同志として、友が苦しんでいるときは、その苦しみを分かちあい、唱題をしていこうと励ましあいながら、真実の和合の前進をしていただきたい。
 「ただ心こそ大切なれ」と大聖人は仰せである。「心」とは“信心の心”である。御本尊を根本として、信じ、行じゆく“信心の心”が、どれだけ深く強いかが大事なのである。
 信心は、一生成仏のための信心である。
 御書にも、理解はできても信心なき「有解無信」の人は「成仏すべからず」と説かれている。逆に理解はできなくても信強き「有信無解」の人は「成仏すべし」と仰せである。つまり、学歴、才能の違いも、貧富の差も、信心における幸、不幸とは無関係なのである。
4  御本尊を信じ、南無しゆく心の深さこそが、幸、不幸の岐路を決める要諦となることを知っていただきたい。御本尊への純粋なる信心こそ大切なのである。
 御本尊に和楽の家庭を願うことも、一家の幸せや健康、仕事の成功、功徳の人生を祈っていくことも大切である。その願いはかならず成就していくことはまちがいない。
 しかしさらに、広布に邁進し、「法華弘通」を念じゆく心こそ、最大に三世にわたり福徳を輝かせゆく因となるのである。

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