Nichiren・Ikeda
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第一回岡山県総会
信心の強さが幸福の根本要件
1983.4.3 「広布と人生を語る」第4巻
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5 ここ数年来、宗門と学会をおとしいれようとした黒き策謀があった。
上野殿御返事に「大魔のつきたる者どもは一人をけうくんしをとしつれば・それをひつかけにして多くの人をせめをとすなり」と仰せである。
成仏の道を阻み、広布の団体を破壊せんとする「大魔のつきたる者」は、かならずたくみな自己正当化の論理をもって「一人」の力ある人を引き入れ、それを機にして多くの人々を退転させていくものである。
信心の究極は、御本尊と自分との関係にある。魔の蠢動を鋭く見ぬき、如来の使いとして峻厳なる信心と人生の道を歩みつづけていただきたい。
世界はいま、混沌とした不安の時代に入った。その蘇生と打開は妙法にしかなく、妙法を待ち望む機運が高まっている。
われわれの法戦、広布の一念は「一身一念法界に遍し」で、あらゆる人々、地域社会、さらには宇宙にまで影響を与えゆくものであることを確信されたい。
6 中国広布の淵源の地である伝統と歴史をもつ岡山は「勇気凛々たる岡山」「歓喜の炎の岡山」「連続勝利の岡山」を合言葉に、中心の増本県長を支え守りながら、岡山と自分自身の勝利のために、おおいなる前進をしていただきたい。