Nichiren・Ikeda
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京都記念幹部会
妙とは蘇生の義
1983.3.14 「広布と人生を語る」第4巻
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3 新聞紙上をにぎわせているごとく、社会には多くの事故がある。今朝も衝突事故があった。当事者にしてみれば、夢にも考えなかった一瞬の事故であろう。大なり小なり、このような事故はどこで起こるかしれない。そこで大事なのは用心することであるが、この用心にも限界があるだろう。日々勤行し、御本尊に祈りきっていくことは、意識するにせよ、無意識にせよ、絶対の用心の根本となっているのである。
4 エジプトのクフ王のピラミッドは、王の生命を永遠ならしめようとの熱意にもえた選ばれた人々の真剣なる団結によって築かれた。この「情熱のピラミッド」は、数多くのピラミッドを凌駕し、いまもって微動だにしない姿を見せている。京都の広宣流布の道程もまた同じである。この千年の都を、皆さんの真剣なる情熱によって、万年にわたる妙法の都としていただきたいことを願ってやまない。