Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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葛飾区記念幹部会 共々に”永遠の青年”の心で

1983.1.29 「広布と人生を語る」第4巻

前後
8  大聖人の御生涯は、御法難の連続であられた。それは、末法の民衆を救済されんとしての折伏・弘教にともなって起きた大難であった。三障四魔、三類の強敵の起こる由来も、この御書を拝して強く了解できるものである。「開目抄」は、主師親三徳具備の御本仏の難即悟達を明確にお示しくださった御書であるからである。
 それとともに、この日蓮大聖人の御法門を信じ行じゆく信徒のわれわれにも、とうぜん難があることがわかるにちがいない。
 われわれは、大聖人の門下として、「開目抄」を拝しながら、少しでも大聖人の
 大確信の御姿に接していかねばならないのである。
 折伏を行ずれば、難はつきものである。これを御教示くださったのが「開目抄」であり、なにも不思議はないのである。絶対に恐れてはならない。難のなかに信心をふかめ、難のなかに崩れざる広宣流布の道を開いていくのが、大聖人の仏法の一つの方程式であると私はみたい。ここに、学会の伝統精神があることを、青年諸君は知ってもらいたい。骨髄に刻んでもらいたい。
9  葛飾は、人柄のよい、若々しい井上区本部長が指揮をとっている。この区本部長を中心に、盤石な葛飾の広宣流布をお願いしたい。さらに、よき広宣流布の後継者が陸続と輩出されることを待っている。
 私も、日蓮正宗を外護申し上げながら、永遠に盤石なる学会の建設のために働いている。護法と広布、全同志を守ることこそ、この世の使命であると信ずるからである。これからもたびたび葛飾に足を運び、信心の激励をしたいと思っている。皆さまのご多幸、ご長寿、ご健闘を心から祈り、私の話とさせていただきたい。

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