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北海道の功労者、教育部代表者との懇談会… ”水の信心”が真の信心

1982.6.26 「広布と人生を語る」第3巻

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5  私はこの三年間で、数百軒の功労者宅を訪問させていただいた。これからもできるかぎり訪問させていただく決心である。
 そこでいつも思うことは、どのお宅も観念的な信心ではなく、仕事に熱心であり、社会的にも信用の根をはっているという事実だ。そして、かならずといってよいほど、ご一家の母親が清らかな信心をされ、福々しく、立派な方々ばかりであった。母親の信心が強く、しかも心こまやかで優しいご一家は、ご一族が皆、立派に成長しておられる。
6  人生、絶望のときもある。しかし、戸田先生はよくいわれた。
 「人間だれしも絶望的になるときもある。しかし、それに耐え乗りきってしまえば、後になればなんでもないものだ。いわんや妙法を唱えている人は、長い人生のうえからみれば、すべてが変毒為薬される。ゆえに何も心配しないで、信心強盛に生きぬいていくべきだ」と。
 本日は、概括的にお話しさせていただいたが、なんらかの糧となれば幸いである。

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