Nichiren・Ikeda
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四月度本部幹部会
広布の使命、誓い新たに
1982.4.15 「広布と人生を語る」第3巻
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4 出生も自分一人、死ぬのも自分一人である。ゆえに、自分自身が御本尊を信ずることによって、仏界を涌現し、わが肉体の“生命の宮殿”を開いていくことが、信心の真髄の一つといってよい。
すなわち、自分自身が獅子のごとき力をもち、ありとあらゆる社会のなかにあって、堂々と生きぬいていける自分をつくることだ。これこそ妙法広布に生きゆく信仰者のみが味わえる幸福境涯といってよい。
もし、この信心なくして、いかにきらびやかな論理を展開したとしても、現実の自分自身の幸福につながっていくとはかぎらない。複雑な時代のなかにあって、ノイローゼになってしまう場合があるものだ。
5 信心は、一家和楽の人生への原動力である。また、そうでなければならない。家族全員が信心できることは喜ばしいことである。しかし、いまだ全員が信心していない家庭もあると思う。ともあれ、長い目でみて、信心のことで家庭内でいさかいの波を起こさないようお願いしたい。
大御本尊は絶対の法である。かならず、福運に満ちた和楽の家庭になっていくことはまちがいないのである。
それぞれの家庭内で、まず信心ある人が、おおらかに伸びのびと信心に励んでいただきたい。そして“わが家こそ最高の幸せの家庭”といえる一家を築いていただきたいのである。.
皆さま方のご多幸を心より念願してあいさつとしたい。