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日蓮大聖人・池田大作

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日米友好交歓会 信行学の錬磨に組織は必要

1981.8.25 「広布と人生を語る」第2巻

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3  御書に「心の師とは・なるとも心を師とせざれ」と説かれている。「心の師」は、あくまで南無妙法蓮華経である。個人の主体性、個人の尊重は、別次元のこととしてとうぜんのことであるが、みずからの心を師にして、妙法を従としていくことは、おおいなるまちがいである。この心の師である妙法を信じ、唱え、弘めていく心が一致していくところを。異体同心というのである。
 したがって「法」根本、信心第一で、異体同心していくことが、正しくして理想的なのである。それに反した場合には、もはや、まことの信心とはいえないのである。
4  広布を推進する組織のうえに立った幹部の人は、それなりに苦労が多いものだ。布教を考え、大勢のメンバーの幸せを祈り、ありとあらゆる生活問題等に取り組んでいる姿を、私はよく知っているつもりである。
 アメリカにあっては、ウィリアムス理事長、ハワイにあってはヒラマ・パシフィック方面長が、その立場にある。いわばアメリカ広布の先頭に立っている。さらにこれらの中心者を支えながら、すべての一歩発展向上のために、団結して進んでいただきたい。
 要するにわれわれの一つの責務は、信仰者として社会に貢献していく、事実の姿を示していくことである。ゆえに社会的にも、人間的にも、生活面、家庭面においても、力ある証明者となっていくことである。また、この力の証明が、仏法広布への偉大な推進につながることを忘れないでいただきたい。

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