Nichiren・Ikeda
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永遠たれ五月三日
1980.5.0 「広布と人生を語る」第1巻
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9 ああ、五月三日。
あまりにも、輝き晴れわたる、この月、この日に、第三代のバトンタッチを、私もまた、受けたのである。この時の、日大講堂において、第六十六世日達上人猊下より「詮ずるところは天もすて給え諸難にもあえ身命を期とせん」との御聖訓を賜った。
この御聖訓は、終生にして永遠に、私の胸臆に刻まれ、失うことは断じてない。
桜花の競い咲く四月六日、七日と、総本山では、第六十七世日顕上人猊下の御代替りの大儀式が行われ、私どもの喜びは、いよいよ総本山外護の決意に漲っている。
10 ここに本年もまた、五月三日が到来する。
わが同志は、北條現会長とともに、この広布の一つの峰ともいうべき五月三日を期して、信と行と学との精進を誓い合っていきたいものである。
私は、友の成長と、功績と、苦労を謝しながら”五月三日よ 永遠たれ”と祈らずにはいられない。