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日蓮大聖人・池田大作

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千葉県女子部部長会 偉大な幸福は身近に

1978.12.22 「広布第二章の指針」第14巻

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3  次に責任ということをお話ししたい。人間は責任がなければ惰弱になってしまうものである。部長として勤行し、多くの後輩の面倒をみ、折伏弘教を推進し、教学を学び、教えていく――この責任を全うしていくことはほんとうに大変であると思う。しかし、その確固たる信心の一念の集積は、すべて成仏へ、福運への結晶になっていくものである。
 したがって、責任があるほど信心が深まっていくともいえよう。責任が信心を深め、確かなものにしてくれることを忘れてはならない。
4  人間の生命は、縁する対境によって動かされていくのがつねである。そうした積み重ねが自己の基本的傾向性を形成していくと同じ道理で、一つの次元からみれば、大御本尊様に唱題すること、信心の世界に生きることは、功徳を積みながらわが生命に仏界への習性、傾向性を形づくっていくことになるのである。
 ゆえに、信心の地道な実践は、一切が自分自身の一生成仏と福運のためになっていくことを強く確信してほしい。その基盤を、今、皆さん方は青春時代につちかっているのである。ゆえに若き日々の信行学を大切にしてほしいと申し上げるのである。
5  結婚については、いちがいにどうしなさいとはいえないが、あせって失敗するようなことがあってはならない。また両親や経験豊かな先輩によく相談をしてほしい。
 そしてなによりも、信心を根本として”幸福の芯”をつくり、みずからを光り輝かせていくことが大切である。

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