Nichiren・Ikeda
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第2回信越支部長会
安心、思いやり、納得の指導を
1978.11.5 「広布第二章の指針」第14巻
前後
2 支部員は”全員が人材”であるとの信念をもって、指導にあたっていくべきである。その具体的な姿として、全支部員を自分の弟のごとく、また妹のごとく大切にし、どこまでもおおらかに包容していっていただきたい。そして、つねに広々とした余裕をもち、自分の兄弟の家や、また子供や孫たちの所にいって話しあうような心で、あたたかな激励の手をさしのべていくよう願いたい。
3 また「世雄」という仏の号も説かれている。これは”この世でもつとも強く勝れた第一人者”ということである。われわれもまた、信心によってその一分を会得していかなければならない。
具体的には、社会のだれからも「やっぱり信心している人は違う」「優しくて礼儀正しい、あの凛々しい姿にはいつも教えられる」といった信頼と理解を得ていくことである。
また対話するにしても「あの人はいつも公平であり、われわれも平等の立場から話ができる。しかもそうしたなかにあっても、彼の確たる信念の主張には感服させられる」といわれるような存在をめざし、どこにあっても御本尊根本に自在の活躍をしていっていただきたい。
4 われわれは凡夫である。大勢の凡夫が集まれば、当然そこには、心が痛むような無理解に苦しむこともあるだろう。しかし、自分の兄弟であり姉妹であるならば憎めないように、慈愛深く後輩の育成に力をそそいでほしい。
この楽しい支部長会を信越の伝統行事として、今後も有意義に開催していくよう提案申し上げて、本日の指導としたい。