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日蓮大聖人・池田大作

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第3回「創価文化の日」記念式典 勇気ある信心こそ文化の源泉

1978.11.3 「広布第二章の指針」第14巻

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2  文化本部の皆さん方は、いうなれば広宣流布の”顔”である。豊かな知性と教養をもって、すべての活動に新鮮な息吹を与え、広布の道に文化的な色彩をつけていく存在である。それゆえに影響力も大きいわけである。時代に先駆するその使命と誇りを忘れずに、すべてに勇気をもって一歩前進の活躍を願いたい。
3  全員が”勇気ある人”にと重ねて申し上げておきたい。勇気がなければ偉大な作業はできない。芸術、学術の分野といっても、皆さん方の勇気ある実践によってのみ、それらの昇華がもたらされるのである。
 さらに大事なことは、勇気といってもたんねるからいばりであってはねらない。時間的には永遠性をはらみ、空間的には宇宙大の妙法という根本法則にのっとった、一切の活動の源泉となる勇気をもつことだ。
 したがって、真の勇気ある信心とは、自分自身の生命次元からの変革から出発し、その絶えざる実践が一切の文化創造の源泉となっていくのである。この確たる文化の結晶を、毎年の「創価文化の日」に集いあって確認し、楽しく晴れやかな一日としていくよう提案しておきたい。
 創価文化の走者たる皆さん方の”顔”が、信心のきらめきとともに、広布の風波をうけた重厚味にあふれ、さらには社会の各分野に文化の光彩を放っていく存在となるならば、広布の伸展も完壁であることは問違いない。
 どうか、後輩の育成を見守りながら、あくまでも健康第一で、今世の使命を立派に達成していかれるよう心よりお祈り申し上げて、本日のお祝いのあいさつとしたい。

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