Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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相模原文化会館開館記念勤行会 広布という生きがいの信心を

1978.10.8 「広布第二章の指針」第14巻

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9  功徳を積み、福運の人生を築くためには、水の流れるような信心を持続していくことである。人生の途上にはさまざまな過去世からの宿命との対決はあるだろう。しかし、大事なときに退いたり、ひるんではならない。
 忍耐強く、十年、二十年、三十年の信心の坂を上っていくならば、想像もつかない福運の境涯に入っていくものだ。これは、先輩諸氏の姿をみていただければわかるとおりだ。それを”冥益”というのである。
 樹木でも、毎日見ていれば、その生長は見えない。未来を担う子供たちの姿も同じである。しかし、その成長は、年々、明確に証明されていく。信心の実践も、後になるほど”これでよし””これでよかったのだ”という、心から満足できる人生に変革されていくことを確信されたい。
10  私は、人間が好きである。いわんや仏法のため、広布のため、人々のために、日夜、骨身を惜しまず無償の実践を展開する皆さん方が大好きでならない。それが私の気持ちである。
 功徳に満ちた皆さん方の、朗らかでにぎやかな前進を心よりお祈り申上げて、本日の指導とさせていただく。

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