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日蓮大聖人・池田大作

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佐賀、長崎、鹿児島三県合同幹部会 地道の信行、誠実の指導者たれ

1978.8.13 「広布第二章の指針」第14巻

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3  とくに若手幹部はいばってはならない。権威主義に陥ってはならない。徹底して内外ともに親切な振る舞いであっていただきたい。また年配者を心から尊敬し、大切にしていただきたい。
 そのためにも苦労を惜しまぬことだ。苦労をしてみずからの人格をみがきにみがき、柔軟性にとんだ力ある指導者に大成していってほしい。
 信心も立派であるが、社会的にも立派である――といわれるような幹部であってほしい。そのためにも真剣に御本尊に祈ることだ。祈りに祈って、人間としての迫力、慈愛、魅力あふれる広布の指導を願いたい。
4  自分らしく指導し、自分らしく生きぬくなかに、結局は、自分自身の最高の力が発揮されていくものである。その自分らしく自分の力に応じて広布のために寄与していこうとする誠実さこそもっとも尊いのである。またその信心に福運は増していくのである。
 ともかく、幹部として大勢の人々のために活躍していけることに、無量の功徳を確信されたい。
 いちばん大事にすべきものは、自分自身であり、家庭である。そのための信心であり、組織活動であることを重ねて強調しておきたい。このことを前提としながら、御法のため、人のため、地域広布のために尽力している皆さん方の姿ほど尊いものはない。
 その地道にして粘り強い信心の実践によって、ともどもに御本仏日蓮大聖人より、ご称賛いただけるようでありたいものだ。
 ともかく仏法は、実践のなかにしかその脈動はない。一生成仏のため、広布のために、自行化他の粘り強い実践をお願いしたい。
 幹部として、これからも多繁で苦労も多々あるであろうが、広布のために皆で決めたすべての実践は、自分の幸せ、成仏のためでもあることを確信して、健康には十分留意しつつ、日々生きいきと活躍していただきたい。

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