Nichiren・Ikeda
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第4回各部代表懇親会
強き信行で大満足の人生
1978.3.23 「広布第二章の指針」第13巻
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11 山梨県の同志の手で、だれの手も借りることなく、こんなにも立派な文化祭が開催されたことに深く敬意を表する。これで山梨も広宣流布の盤石なる舞台が出来上がったことを強く痛感したしだいである。ともかく満点の文化祭であったと思う。ほんとうにおめでとう。
12 仏法三千年の歴史を通してもわかるとおり、仏教の精神は、文化と平和の次元で、その興隆を示してきた。日蓮大聖人の仏法もまた、その方程式は同じである。化儀の広宣流布とは、仏法の真髄が、社会のなかで、文化と平和という姿で表れていくことだといってもよいであろう。
最後に、本日のような文化祭の華やかさも大切であるが、それ以上に大事なことは、皆さん方が一人ひとりになったときの振る舞いであると申し上げておきたい。
一人になったときに、あの富士の山のごとく、盤石なる信心をやり通していただきたいことが、私のお願いである。
その意味において、生沽のうえでも和楽の実証を示し、人々からもあの家庭は立派だ、ほんとうに楽しそうだ、と心から賛嘆され、信頼されゆく姿がこれまた化儀の広宣流布の姿であり、人間としての本然的な文化祭の姿でもあることを申し上げて、本日の祝福のあいさつとさせていただく。