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東京外語大・東京教育大・筑波大合同大学… 信心根本に社会で飛翔

1978.1.29 「広布第二章の指針」第12巻

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9  学者であるからといっても幸せとはいえない。社会的地位があるからといっても幸せとはいえない。幸せそうにみえるのは、社会的差別観のうえから、人々に幸せにみえるというだけのものである。
 仏法は、外観の虚像を突き破って、内面的な仏界という確固不動の実像を取り出し、そこから、社会へと放射し、昇華させゆく法理といってよい。この幸福観の次元を間違えては、人間の実相観が狂ってくる。
 諸君は、大切な未来のための人材であり、仏子である。社会で飛翔し、活躍する機会はこれからであり、人生は長い。ゆえに、途中の感情や少しぐらいの行き詰まりで、自分の飛翔を止めてしまってはならない。自重しながら、色心ともに健全にみがいていただきたい。
10  会長に激務があるのは当然の務めである。いかなる中傷、批判も、正法と会員を守るためには当然のことといってよい。死を覚悟した者でなければ、学会の会長はつとまらない。あとは、諸君が代々の会長を乗り越えて、仏法の永遠の凱歌を打ち立てていただきたい。

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