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新時代第37回本部幹部会 創立80周年記念第3回全国青年部幹部会

2010.2.6 スピーチ(聖教新聞2010年上)

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27  温かい書葉を
 幹部は、大誠実を貫くことだ。
 第一線で頑張ってくださっている同志を心から讃えていく。尊敬する。最敬礼していく。温かく包み込んでいく。そして小さなことを大事にする。
 それが真のリーダーである。
 戦いに勝ったら「本当に皆さんのおかげです」と、深々と頭を垂れて感謝していくことだ。特に男性は、女子部・婦人部への感謝を忘れてはならない。
 また遠くから来られた人がいれば、「わざわざ本当にご苦労さまです」と讃えていくことだ。温かく歓迎することだ。
 大切な大切な同志の皆様である。
 同志に対しては、どこまでも優しく。皆にやらせるのではなく、自分が皆のかわりに苦労を引き受ける。皆に楽をさせてあげる。それが創価の指導者である。
 このことを深く胸に刻んでほしい。
 「公平」と「正義」。私は、これを実行してきた。だからこそ、学会は世界的な団体となったのである。
28  負けない人生!
 青年のために、さらに語りたい。
 オーストリアの女帝マリア・テレジアといえば、16人の子の母として、内外の苦難と戦いながら、祖国を栄えさせた。国母として敬愛されている。
 私が欧州統合の父、クーデンホーフ・カレルギー伯爵と語り合った際にも、女性指導者の模範として名前があがった。
 マリア・テレジアが、ある名将に送った手紙がある。
 「おお、英雄のあなた」「正義を楯としなさい。正しいと思うことを行いなさい」(アン・ティツィア・ライティヒ著、江村洋訳『女帝マリア・テレジア』谷沢書房)
 妙法に勝る正義はない。信心を根幹に、民衆のために、正しいことを断行するのだ。正義こそ最も強い力である。
 この確信で進もう! きょうは、ありがとう! あらためて、海外の友に拍手を贈りたい。〈ここで名誉会長の導師で題目を唱えた〉
 朗らかに人生を生きよう! 絶対に負けないでね! 全員で万歳をしよう!
 〈正木理事長の音頭で「皆様の幸福、万歳」を三唱した〉
 皆さん、きょうは本当にご苦労さま!
 日々の奮闘に、心から御礼を申し上げたい。どうか、風邪などひかれませんように。
 海外の皆さん、きょうは遠いところ、本当にありがとう! お体を大切に! お達者で! ありがとう!

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