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新時代第33回本部幹部会 創立80周年記念第1回全国青年部幹部会

2009.10.24 スピーチ(聖教新聞2009年下)

前後
24  苦労した分だけすべて君の力に
 私は、戸田先生の大事な言々句々を、すべて記録し、残してきた。
 戦後の混乱の中、先生は、苦難と闘う同志を一人一人、奮い立たせていかれた。座談会について、先生は、こう言われた。
 「座談会での指導は、激しい渦の中で一人、旗を持って立っているようなものだ。
 強い強い生命力で、一人一人を励ましていくのだ」
 座談会が、一番大事である。
 多様な人々が集い、学び、語り合う座談会は「民主主義の縮図」なのである。
 創立の父・牧口先生は、青年の登場を待ちこがれておられた。
 「まだまだ青年が少ない。妙法流布を自覚した青年が増えていかなければ、広宣流布は成就できないのである」
 牧口先生の時代は、青年が少なかった。学会員も少なく、建物もなかった。
 しかし今は、青年が大勢いる。いよいよ、これからだ。
 また、かつて青年だった皆さんもおられるが、心まで老けてはいけない。たとえ、年をとっても、皆が青年らしく進めば、未来は盤石だ。
 日本中、世界中に、青年リーダーが躍り出ているこの姿を、牧口先生は、どれほどお喜びであるか。
 青年を増やすことが広宣流布である。
 戸田先生も、青年に心からの期待を寄せられていた。
 「まことの広宣流布の戦いは、青年がやるのだ。師匠のあとを継いで広宣流布を成し遂げるのは、青年しかいない。青年よ、立ち上がれ!」
 青年部、頼むよ!〈「ハイ!」と元気な返事が〉
 最後にもう一つ、戸田先生の言葉を贈り、スピーチを結びたい。
 「青年は、困難から逃げてはいけない。挑戦し、苦労して、結果を出した分、すべて君の力となるのだ」
25  ここで、皆で万歳をしよう!
 一つは、皆さんのお父さん、お母さんのために。一つは、創価学会のために。そして、もう一つは、広宣流布のために。
 〈正木理事長の音頭で、参加者が元気に万歳三唱した〉
 では次に、皆で歌を歌おう!
 何がいいだろうか?
 〈海外の参加者から“大楠公”等の声が〉
 オーケー! “大楠公”にしよう!
 〈名誉会長の呼びかけに応え、インド創価学会のマニーシュ・カプール男子部長が壇上に。「上手かどうか、わかりませんが、精一杯、歌わせていただきます」と、“大楠公”の歌を日本語で熱唱。歌い終えた後、「必ず人生最後まで戦ってまいります!」と誓いを述べた〉
 ありがとう! うまかった! すごい! 忘れないよ!〈ここで名誉会長の導師で、全員で唱題した〉
 長時間、ご苦労さまでした。皆さんの大切なご家族の健康と長寿を御祈念しました。
 また、海外の皆さんの帰りの飛行機が揺れずに、楽しく帰れるよう心から祈りました。きょうは、ありがとう!

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