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2009.9.25 スピーチ(聖教新聞2009年下)

前後
18  アメリカの仏教研究家であるクラーク・ストランド氏が、創価の師弟に着目し、次のように論じておられる。
 「師弟不二がなければ、創価学会が今日の発展を遂げることはなかったであろう」
 「学会における師弟の絆は、弟子に根底から自信を与え、成長させるものである」
 「どんな悩みにも負けず、敗戦の混乱にあえぐ(日本の)家庭や地域社会を、幸福の軌道へと立て直すことができたのは、『師弟』があったからなのだ。
 会員にとって師弟とは、文字通り、幸福と健康への“切符”なのである」
 そして氏は、師弟不二がある限り、“学会の未来に限界はない”と結論している。
 知性の眼は鋭い。
 さらに、アメリカの宗教史学者リチャード・シーガー博士は、“宗教には、指導者と組織が大切である”と指摘し、こう語られた。
 「優れた能力をもった指導者がいても、組織がなければ、その力は発揮されません。
 一方、組織の硬直化は、さまざまな弊害をもたらします。
 池田SGI会長は、その弊害と常に闘ってこられました。それを乗り越えるために、“心が大事である”と指導され続けています」
 私のことはともかく、まさに“心こそ大切”である。師弟不二の心で生き抜いてこそ、温かい血の通った、同志愛の組織が築かれるのである。
19  全国の会館建設も、着々と進んでいく予定である。
 すべては、広宣流布のため、会員の皆様のためであり、未来の発展への土台である。
 かつての草創の時代は、会館も少なく、小さかった。座談会にせよ、会合にせよ、大勢は呼べなかった。
 皆さんの時代のために、今、すべての手を打っておきたい。これが私の決心である。
20  「絶対に勝つための御本尊だ」
 最後に、戸田先生の指導を、ともどもに心に刻みたい。
 「御本尊があるではないか。御本尊を忘れるな! 燃え上がる信心でなければ、祈りは叶わない。苦難に真っ正面からぶつかって祈り抜くのだ」
 「御本尊の力は、ただただ“妙”(=不可思議)と申し上げる以外にない。
 絶対の功徳のある御本尊だ。絶対に勝つための御本尊だ。祈りの叶わぬわけがない。
 寸暇を惜しんで題目をあげるのだ!」
 きょうは、ありがとう!〈ここで名誉会長の導師で唱題を行った〉
 皆さん、お元気で! ご苦労さま! また、お会いしよう!

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