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婦人部・女子部最高協議会  

2009.2.18 スピーチ(聖教新聞2009年下)

前後
41  ところで、パブロワは、「踊り」について、興味深いことを指摘している。
 「リズムは生命の根源ともいうべきものであり、まさしく、宇宙そのものをつかさどる鍵なのです」
 「偉大な生命を謳歌するあの宇宙のリズム、それと自分との合体です。踊りは私の生命、人生です」
 一流の目は鋭い。
 私たちが日々唱える妙法は、宇宙の根本の法であり、生命の真髄のリズムである。
 あの大音楽家のメニューイン氏をはじめ、私がお会いした多くの知性も、妙法の音律に深く注目されていた。
 このリズムに則り、妙法のために戦うことは、最高の「歓喜の舞」なのである。
 ともあれ、きょうという日は、二度と来ない。
 皆が「勇気の歌」を響かせながら、わが使命の舞台で、「希望の舞」「幸福の舞」「勝利の舞」を、晴れやかに舞いゆくことを願ってやまない。
42  梅の花のごとく
 ローマの哲学者キケロの言葉は味わい深い。
 「幸いのきわみを尽くす者とは、ひとえに自分だけを恃んでいる者のことです」(水野有庸訳「ストア派のパラドックス」、『世界の名著13』所収、中央公論新社)
 運命を切り開くのは自分だ。戸田先生は「自分自身に生きよ!」と言われた。幸福の泉は、わが胸中にある。
  厳寒に
    勝ち誇りたる
      梅の花
 勝つための人生だ。勝つための仏法だ。
 仲良く、朗らかに、声を出し合い、声をかけ合いながら、皆が健康第一で、自分自身の勝利へ向かって前進することを決意し合い、記念のスピーチとしたい。
 どうか風邪など、ひかれませんように! お元気で!

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