Nichiren・Ikeda
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日蓮大聖人・池田大作
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新時代第26回本部幹部会
2009.2.11 スピーチ(聖教新聞2009年下)
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戸田先生は、法難に殉じた師匠を偲んで語られた。
「牧口先生は、毅然たるお方であった。大きな巌のような、押しても突いても動かないお方であった。その牧口先生を、私は、がっちりとお護りし抜いてきたのです」
戸田先生もまた、毅然たる、巌のごとき信念を貫かれた。
牧口先生の偉大さを、断じて世界に宣揚してみせる──これが戸田先生の烈々たる誓願だったのである。
私も、わが師を最高の偉人として晴れの場で宣揚したい──そう決意して生きてきた。
今、創価の師弟は、平和・文化・教育の希望として、世界中から賞讃されている。
師弟の関係について、戸田先生は、こう綴られている。
「師(先生)と弟子(生徒)の交わりは、水と魚のように切っても切れない深いものであります。
師は弟子を愛し導き、弟子は師を敬い慕う──これほど世にうるわしい情愛がまたとありましょうか」(現代表記に改めた)
師弟ほど尊いものはない。美しいものはない。
これが戸田先生の青年への教えであった。
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師弟の真髄を語り残したい
アメリカの第16代大統領リンカーン。今年は生誕200周年である。〈1809年2月12日生まれ〉
リンカーンは、こう述べている。
「抗議すべき時に沈黙する者は、卑劣な人間となってしまう」
不滅の叫びである。
若き皆さんは、断じて、卑劣な人間になってはならない。
青春時代、私は、わが師が誹謗されれば、どこへでも、抗議へ行った。堂々と師の正義を訴え、虚偽や偏見を正していった。
これが弟子である。
「真実は、中傷批判に対する最高の弁明である」とは、リンカーンの信念であった。
勇気の心で真実を叫び切っていくのだ。
さらにリンカーンの言葉を紹介したい。
「常に、民衆と共にあれ! 民衆は、常に正しく、人を欺いたりはしないのだ」
幸福を願う民衆。平和を求める民衆。その声こそ正義だ。
苦しんできた民衆が立ち上がり、権力悪と戦い、人間主義の世界を広げてきたのが、創価学会である。
仏法史に輝く、奇跡ともいうべき、善のスクラムを築いてきた。
この麗しき和合を永遠に護れ!
邪悪な人間に断じて崩されるな!
後継の皆さんに強く叫んでおきたい。
私は80歳を過ぎた今こそ、戸田先生の真髄、牧口先生の真髄、仏法の真髄を語り残したい。
皆様も、この崇高な創価の師弟に続いていただきたい。〈会場から「ハイ!」と力強い返事が〉
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女子部、婦人部は、くれぐれも夜遅くならないように。
皆で、朗らかに、健康で進んでいこう!
では、以上をもって終了します。一緒にお題目を唱えたい。
〈ここで名誉会長の導師で唱題を行う〉
長時間、ご苦労さま! あとは、ゆっくりと、自由に、有意義に過ごしてください。
海外の皆様も、本当にありがとう! お体を大切に。一生懸命、お題目を送ります。心から感謝します。
音楽隊、合唱団も、ありがとう!
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