Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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新時代第23回本部幹部会  

2008.10.28 スピーチ(聖教新聞2008年上)

前後
23  深く語り合え! それが土台に
 どれだけ動いたか。
 どれだけの人と会ったか。
 どういう人と、何を語り合ったか。
 これが土台になる。これで未来が決まる。決意して動いた「一人」で決まるのだ。
 私がこれだけ幅広く、立体的に、数多くの識者と会い、語り、動いてこられたのは、すべて若き日の、戸田先生の薫陶のおかげである。
 戸田先生にお会いして61年。私は、まっすぐに、弟子の道を歩み抜いてきた。
 戦後の混乱で、先生の事業が挫折した時、私は、一切を捧げて師をお守りした。
 “広宣流布のために、先生に、もっともっと、長生きしていただきたい!”──私と妻の願いは、ただ、それだけだった。
 師匠に思う存分、広布の指揮を執っていただくために、決然と立ち上がった。常に師と不二の心で戦った。
 これが、ただ一つの弟子の道である。創価の師弟の大道である。あとは何もない。これほど尊い、無上の道はないのである。
24  真実の大功徳
 きょうは長時間、ありがとう!
 自分のために、一家のために、全同志のために、幸福のために、正義のために、頑張ろう!
 健康で、健康で、どこまでも健康で、わが使命の道を進んでいっていただきたい。
 人生には、さまざまな時がある。
 ある時には、価値的に要領よく。ある時には、誠実に、着実に。また、ある時には、疲れをためないよう休息をとることが大事な場合もある。賢明なる前進をお願いしたい。
 ただ、どんなことがあっても、「広宣流布」と「信心」──これだけは、断じて忘れてはならない。
 約束しよう! 頼むね!〈会場から「ハイ!」と力強い返事が〉
 大変な時に、頑張った分だけ、ぐーっと功徳が増していく。
 功徳は、さまざまな形で表れる。
 その時には罰のように思える試練によって、幸福の道が開けていく場合もある。
 たとえば、手術や注射は痛みを伴う。しかし、それによって健康な体になることができる。
 絶体絶命の窮地に思えても、強盛なる信心に立てば、それによって真実の大功徳をつかむことができる。
 甚深の法理を大聖人は教えられている。
 〈「聖人御難事」では、法難と戦う門下に「我等現には此の大難に値うとも後生は仏になりなん、たとえば灸治のごとし当時はいたけれども後の薬なればいたくていたからず」と仰せである〉
 真の功徳は、長い目で見なければ、わからない。途中に何があろうとも、信心しきった者は、最後は必ず勝利する。これだけは間違いない。
 皆さん方のご健康とご健闘、そしてご一家の繁栄を祈ります。
 〈ここで名誉会長の導師で唱題を行う〉
 重ねて、本当にご苦労さまでした。
 朗らかに、朗らかに前進していってください! お願いします! ありがとう!

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