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日蓮大聖人・池田大作

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新時代第17回本部幹部会 広布第2幕第2回全国婦人部幹部会

2008.4.23 スピーチ(聖教新聞2008年下)

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26  この創価の師弟の歴史を讃嘆する「普賢菩薩」の守護の働き、多宝の証明が、続々と現れている。
 私が世界の大学・学術機関からいただいた234の名誉学術称号も、知性と良識の守護であり、真実の正視眼の証明にほかならない。
 多くの識者の声が寄せられている。
 〈ブラジル・北パラナ大学のラフランキ総長は、池田名誉会長への名誉博士号の授与の際、語っている(1998年11月30日)。
 「私たちは、池田博士の師匠に対する『師弟不二』の一念に心より感動しております。報恩の心は、善人の心にこそ、そして、平和を愛する人の心にこそ宿るのです」
 韓国・鬱陵ウルルン郡の鄭宗泰チョン・ジョンテ郡守は、名誉会長夫妻に、「名誉郡民」称号を贈り、こう述べている(1998年10月17日)。
 「池田会長は、師匠の恩を忘れず、発展させていく『弟子としての行動』を一心に貫いてこられた。これこそが、現在のSGIが築かれた原動力であり、これからも永遠に発展させていく原動力であると、確信いたします」〉
 世界からの期待に応えて、私たちは「師弟の道」「報恩の道」を堂々と進んでまいりたい。
27  仏法で説かれる「師子」とは、「師匠」と「弟子」との一体不二の生命にほかならない。最強であり無敵なのである。
 師恩に不惜身命で応えゆかんとする弟子の「信力」「行力」にこそ、無限の「仏力」「法力」が厳然と現れる。
 師弟の心が合致すれば、恐れるものはない。何ごとも、必ず成就することができる。
 わが青年部よ。子孫末代まで、この法則、この法理を絶対に忘れず、後悔なき「この道」を堂々と進みゆけ!
 偉大なる青年部よ。きょうも明日も、永遠に勝ち進め!
28  勝利の師弟の姿を忘るな!
 戸田先生は晩年、慟哭しながら、語ってくださった。
 「大作は体が弱いのに、師匠である私のために、これほどまでに、命を削って、言語に絶する師子奮迅の努力をしてくれた」
 亡くなられる直前、固く手を握られ、「ありがとう」「ありがとう」と言ってくださった。
 私が、先生の後継の第三代に就任したのは、昭和35年(1960年)の晴れわたる5月の3日。
 妻はこの日を、わが家の葬式と覚悟した。
 以来、1年また1年、戸田先生からいただいた命で、私と妻は、あらゆる三障四魔に打ち勝ってきた。今日の学会を築き上げた。
 もし私がいなかったならば、学会は宗門に乗っ取られ、内部の師子身中の虫たちに撹乱され、今日の姿はなかったという人もいる。
 しかし私は、大聖人のか御加護をいただき、ますます健康で、全世界の指揮をとり、学会を守っている。
 だれ人も想像できなかった姿であろう。
 この現前たる師弟の勝利の姿を忘れることなく、勝ち進んでいただきたい。
 こう申し上げ、私のスピーチを終わります。
 常勝関西はじめ、全世界の同志の幸福、万歳! 長時間、ご苦労さま。ありがとう! お元気で!

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