Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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新時代第15回本部幹部会  

2008.2.6 スピーチ(聖教新聞2008年下)

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28  命をかけて!
 戸田先生は烈々と言われた。
 「(昭和20年)1月8日に、11月の(牧口)先生の死をお聞きしたとき、だれが先生を殺したんだと叫び、絶対に折伏して、南無妙法蓮華経のために命を捨てようと、決心したのであります」
 「命を捨てようとしたものに、なんで他の悪口、難が恐ろしいものであろうか」
 牧口先生の獄死は、一生忘れない! 生涯をかけて仇を討つ!――戸田先生は泣きながら、こう誓われた。
 そして、牧口先生の名を全世界に残す! 仏教史上に残す! そのために命を捨てて、牧口先生の弟子としての本望を遂げてみせると叫んだのである。
 これが牧口先生と戸田先生である。本当の師弟だ。師の正義の仇討ちのためにすべてをかける――今、この覚悟を持った人間が、どれくらい、いるだろうか。
 戸田先生は、命がけであったから、だれに悪口を言われようが、脅されようが、非難されようが、恐れなかった。
 私も同じだ。戸田先生のお心が、私にはよくわかる。
 皆さんには、この師弟の心を知っていただきたい。頼むよ!〈会場から「ハイ!」と返事が〉
29  朗らかに進もう!
 御書には「南無妙法蓮華経は師子吼の如し」と仰せだ。師子は、何があっても悠然としている。
 皆さんは、何があっても、ニコッと微笑みながら、「私が行けば、大丈夫だ」と、すべてに打ち勝っていく――そういう「師子」であっていただきたい。
 〈ここで名誉会長の導師で題目を唱えた〉
 皆様の健闘を祈って会合を終わります。
 きょうは長時間、本当にありがとう! 海外の方、特にご苦労さまでした。
 どうか風邪をひかれませんように!
 春は、もうすぐだ。
 帰ったら全同志に、よろしくお伝えください。ありがとう!

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