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日蓮大聖人・池田大作

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新時代第12回本部幹部会 第12回SGI総会「関西広布55周年記念」広布第2幕・第1回関西総会

2007.11.8 スピーチ(聖教新聞2007年下)

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23  幸福の大道とは
 大聖人は仰せである。
 「只南無妙法蓮華経と唱へたてまつる」、「只是れ妙法蓮華経の五字なり」、「唯南無妙法蓮華経なり」と。
 題目こそ、信仰の根本である。題目をあげる以外に、幸福の大道はないのである。
 大聖人は、こうも仰せになっておられる。
 「およそ信心というのは、特別にこれといって難しいものではないのです。
 妻が夫をいとおしく思うように、夫が妻のために命を捨てるように、親が子を捨てないように、子どもが母親から離れないように、御本尊を信じて南無妙法蓮華経と唱えることを信心というのです」(御書1255㌻、趣意)と。
 自分にとって、一番大事な人──子どもと言う人もいれば、恋人と言う人もいるだろうが──その大切な人を思うように、御本尊に向かえばいい。
 何も特別なことではないのである。
 戸田先生は、御本尊に向かう心を、大聖人に恋愛するような気持ちだよと、よくおっしゃっていた。それでいいのである。
 法華経寿量品には「心懐恋慕、渇仰於仏」──心に恋慕を懐き、仏を渇仰して──と説かれている。
 一生懸命に、純粋に唱えた人は、すべて勝っている。すべて祈りが達成されている。
 青年部の皆さんは、信仰という本当の崇高な魂の世界を知っていただきたい。
 軽薄な世間の風潮に流されて、だまされたり、利用されて、不幸になることだけは絶対にあってはならない。
 文豪トルストイが、愛娘のアレクサンドラに贈った言葉にこうある。
 「自分を磨くことは、人生のどんな目的より、はるかに重要です。そのような人生は、決して退屈であるはずがなく、逆に喜びに満ちているのです」
 信心こそ、学会活動こそ、自身を最高に磨き抜いていく道である。絶対に幸福になっていく道なのである。
24  最後は必ず勝つ
 ともあれ、関西の大発展と創価学会の大勝利のために、不滅の人材城を、我々の力で築いてまいりたい。
 仏法という永遠の次元で見るならば、目先のことで、一喜一憂する必要はまったくない。
 最後は信心している者が勝つ。学会が勝つに決まっているのである。
 この大確信で進んでいこう! 胸を張って!
 最後に皆で、お題目を100遍、唱えたい。〈SGI会長を導師に全員で唱題する〉
 皆さん方ご一家が、永遠に幸福であるように祈らせていただきました。
 海外の皆様、本当にご苦労さまでした。
 日本の皆さんは、海外の同志を最大に大切にしてあげてください。よろしくお願いします。
 以上で、私のスピーチを終了します。
 お体に気をつけて! 長時間、ありがとう!

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