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創価栄光の集い 陝西師範大学名誉教授授与式

2007.10.6 スピーチ(聖教新聞2007年下)

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17  “だれかが やるだろう”は無責任
 きょうは、うれしいことに、王乃坤おう・ないこん団長をはじめ、「中華全国婦女連合会(婦女連)」の代表の先生方も出席してくださっています。
 私と妻が8回の出会いを重ねさせていただいた鄧穎超先生(=周恩来総理夫人)は、この婦女連の名誉主席でもあられました。
 鄧先生は、18歳のとき、こう叫ばれました。
 「今、私たちが戦わなければ、後に続く姉妹たちも戦えない。戦う人間がいなければ、何千年たっても、女性の権利は実現できない」と。
 “だれかが、やるだろう”“何とか、なるだろう”という、狡賢い要領や、無責任な態度は絶対にあってはならない。
 後に続く後輩たちのために、自分が行動するのだ! 自分が先頭に立つのだ! 道なき道を切り開いていくのだ!
 これが大中国を興隆させてきた魂です。
 そしてまた、わが創価の魂も同じでなければならないと申し上げたいのです。
18  平和と創造のシルクロードを
 挟西省が生んだ著名な作家で、周恩来総理とも交友を結ばれた、柳青りゅう・せい先生は高らかに謳いました。
 「胸には、百の川を納めよ。志は、万の山を越えゆけ。眼は、千年を見つめよ。そして心は、大平原のごとくあれ」
 この壮大な生命の息吹をもって、私たちは、新たな人類の「平和」と「創造」のシルクロードを、明朗に、勇敢に、聡明に開き進んでいきたいと思います。
 結びに、敬愛する貴大学に永遠の栄光あれ! ご列席の皆様方に、健康あれ! 勝利あれ!──と心の底からお祈り申し上げ、私の御礼のスピーチといたします。
 謝謝!(シェシェ=ありがとうございました!)
 中国屈指の師範大学である西安の名門「陝西師範大学」から「名誉教授」称号が創価大学創立者の池田名誉会長と香峯子夫人にそれぞれ授与された。「名誉教授」称号の授与式は6日午後、第37回創大祭、第23回白鳥祭の開幕を告げる「創価栄光の集い」に続いて創大記念講堂(東京・八王子市)で行われ、来日した挟西師範大学の房喩ぼう・ゆ学長一行が出席した。世界から「220番目」となる池田名誉会長の名誉学術称号の受章、そして「10番目」となった香峯子夫人の栄誉を、来賓の中華全国婦女連合会代表団、ロシア科学アカデミー東洋学研究所サンクトペテルブルク支部のヴォロビヨヴァ博士、堺市博物館の角山榮館長、世界からの交換教員らが祝福した。

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