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山梨県最高協議会  

2007.9.9 スピーチ(聖教新聞2007年下)

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27  アメリカの人権の闘士キング博士は語っている。
 「人生に意味を与えるのは宗教である。宇宙に意味を与えるのも宗教である。よき人生を歩もうと最大限動機づけるのも宗教である」(クレイボーン・カーソン編、梶原寿訳『マーティン・ルーサー・キング自伝』日本基督教団出版局)
 古今東西、多くの世界の指導者は、皆、宗教のもつ偉大なる力に注目をしてきた。いわんや、妙法は、大宇宙の法則である。
 妙法を持った皆様方こそ、人間として最も尊い、最も意義ある人生を生きゆく「人間王者」である。
 〈ここで、女子部の代表が「山梨女子部は御書が大好きです!」「日本一の『教学の山梨』を築いてまいります」と、はつらつと述べた〉
 素晴らしい! 偉大なことだ。
 御書を拝せば、聡明になる。心が美しくなる。立派な一家になる。
 題目をあげれば、福智をちりばめた星のように輝く。最後は必ず勝利する。
 信心を貫いている人、御書を心肝に染めている人には、だれもかなわない。地域でも、光る存在となっていく。
 このことは、私の体験の上からも、確信をもって言えることだ。
 女子部は大事だ。これから、長い人生を歩んでいく皆さんである。
 どうか、幸福のため、家族のため、社会のため、聡明に、堅実に進んでいただきたい。
 戸田先生は、女子部に語られた。「鎖の輪は、一つ一つ、ガッチリと組み合って、切れることがない。人間も同じだ。心強き一人ひとりが、固く手を結べば、広宣流布は必ず進む。人と人との輪を作りなさい」
 友情のスクラムを組んで、仲良く、広宣流布の尊き青春を歩み抜いていただきたい。
28  不幸な人は一人もなし!
 信心には、決して行き詰まりはない。
 「私は、朗らかに、そして希望をもって、私のなすべきことに取り組む」
 「さあ、力を合わせて、共に前進しようではないか!」
 これは、イギリスの名宰相チャーチルの叫びである。彼は、ファシズムとの戦いに挑むなか、こうも断言した。
 「われわれの成功はまさしく第一にわれわれの団結、次にわれわれの勇気と忍耐にかかっている」(毎日新聞翻訳委員会訳『第2次大戦回顧録』毎日新聞社、現代表記に改めた)
 敵の猛攻撃による劣勢をはねのけ、世界史を塗り替えるような大逆転劇を綴った英雄のごとく、私たちも、庶民の王者の新時代を開きたい。
 どうか山梨の皆様は、「不幸な人は、一人もあらじ」と、全員が勝利と幸福と栄光輝く人生を歩み抜いていただきたい。
 結びに、戸田先生の指導を贈りたい。
 「法華経に説かれる『未曾暫廃(=未だ曾て暫くも廃せず)』とは、常に勇気凛々と戦うということだ。常に『勇気』の二字で戦うことだ」
 お会いできなかった同志の方々にも、どうか、くれぐれもよろしくお伝えください。
 さあ進もう! 勇気凛々と! お元気で!

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