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日蓮大聖人・池田大作

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西日本・教育本部・学術部合同研修会  

2007.8.21 スピーチ(聖教新聞2007年下)

前後
21  広宣流布とは、形式的に人数が増えることではない。
 日本一国にとどまるものでも、一宗教を国教化することなどでもない。
 社会の各分野に妙法の「慈悲」と「智慧」が生かされ、「生命の尊厳」「人権の尊重」「平和の文化」が輝く社会を創造していく。
 こうしたことも、広宣流布の具体的な開花である。
 広宣流布とは、最高の幸福の哲理、最高の平和の法理を、広めていく運動である。
 師から弟子へ、親から子へ、先輩から後輩へ。
 また、国を超え、階層を超え、あらゆる差別を超えて、広めていくのである。
 大聖人は仰せになられた。
 「日蓮の慈悲が広大であるならば、南無妙法蓮華経は万年のほか未来の果てまでも流布するであろう」(御書329㌻、通解)
 「今、日蓮が唱える南無妙法蓮華経は、末法一万年の衆生まで成仏させるのである」(同720㌻、通解)
22  永遠の常勝の都
 私たちには、末法万年の一切衆生を救い切っていける妙法がある。
 この日蓮仏法の大哲理を掲げて、永遠の「広宣流布の都」、永遠の「創価の常勝の都」を築き上げることが、人類の永遠の「平和と繁栄の都」を大建設することだ。
 そのためには、絶対に途絶えることのない、人材育成の流れを確立しておくことである。
 まず、今の青年群を、全力で、完壁に育て上げてまいりたい。
23  折伏・弘教は根本の修行である。
 そのうえで、相手が信仰する、しないという次元を超えて、仏法への理解と共感を広げながら、ともどもに幸福な社会の建設へ、前進していくことが大切となる。
 それこそ、わが創価学会が、人類史上の先頭に立って切り開いてきた、仏法の人間主義を基調とする「平和主義」「文化主義」、そして「教育主義」の大路線である。
 私たちは「万年」の未来を目指し、「全世界」を舞台に、あらゆる次元で、壮大なる広宣流布の運動を広げているし、これからも広げていくのである。
 この最高無上の誇りを胸に、わが愛する地域に、方面に、永久に輝きわたる「広布のモデル地域」を創り上げてまいりたい。

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