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日蓮大聖人・池田大作

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婦人部代表協議会  

2007.2.27 スピーチ(聖教新聞2007年上)

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26  風が自由に空を吹き渡るように
 法華経の神力品には、仏の滅後、なかんずく末法において、正法を持つ者のことが、こう記されている。
 ──楽しんで法を説いて、終わることがない。それは、ちょうど風が空中を自由自在に吹きわたって、何ものも妨げることがないようなものである──
 広宣流布に勇んで戦う皆様方に、この自在の力が涌現しないわけがない。絶対に行き詰まることはない。
 日蓮大聖人は、新潟の佐渡で戦う千日尼に仰せである。
 「法華経の師子王を持つ女人は一切の地獄・餓鬼・畜生等の百獣に恐るる事なし
 さらに、病の幼子を抱えた四条金吾夫妻へは、こう励まされた。
 「災いも転じて幸いとなるであろう。心して信心を奮い起こし、この御本尊に祈念していきなさい。何事か成就しないことがあろうか」(同1124㌻、通解)
 戸田先生も言われた。
 「御本尊を信じ切り、唱題で勝ち抜く以外にない」
 「題目は多い、少ないだけではない。信心の真心がこもっているなら、必ず御本尊に通ずる」
 法華経に勝る兵法はない。絶対勝利の信心である。
27  賢明なる女性の言葉を紹介したい。
 アメリカの女性人類学者マーガレット・ミードは言った。
 「良識あるわずかな人間の集まりが世界を変える可能性がある。実際、世界を変えてきたのはそういう人たちだけなのだ」
 また苦難を乗り越えて社会福祉に尽くしたヘレン・ケラーは語った。
 「友がいれば、世界は日々生まれ変わります。友の温かいはげましがなければ、どれほど勇気があろうとも強く生きることはできません」(ジュディス・セントジョージ著、片岡しのぶ訳『ヘレン・ケラーを支えた電話の父・ベル博士』あすなろ書房)
 大切なのは、友との語らいであり、励まし合いである。
 さらにヘレン・ケラーは綴っている。
 「ときには、望むものすべてをやりとげることなどできない、と思ってしまいます。でも、できると考えるつもりよ。だって、忍耐と根気が最後には勝つ、とわかっていますから」(同)
 きょうは、「アメリカ婦人部の日」であり、さらに「ブラジル婦人部の日」でもある。
 世界中の婦人部の皆様方から、多くの祝賀と喜びの声が寄せられていることを紹介させていただく。
28  結びに、わが婦人部の皆様方に3首の歌を贈り、記念のスピーチとさせていただく。
  喜びも
    共に光らむ
      創価かな
    偉大な母をば
      蓮祖は守らむ
  
  人生の
    幸福長者の
      母なれば
    富士は見つめむ
      世界は誉めなむ
  
  広宣を
    喜び祝う
      母たちを
    諸天の善神
      守りに護らむ
 愉快に進もう! 皆が楽しく勝利できるように、男性も明るく進んでいこう! 長時間、ありがとう!

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