Nichiren・Ikeda
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日蓮大聖人・池田大作
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戸田先生生誕記念最高協議会
2007.1.30 スピーチ(聖教新聞2007年上)
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決然と立て!
恩師とともに読んだ名作『スカラムーシュ』。このなかの親友の死の場面で、先生は、しみじみと語られた。
「ひとかどの人物は、かならず何かのきっかけをつかんで、決然と立ち上がるものだ。特に人間の死というものに直面した時の決意は、最も強く大きいものがある」と。
さらに、御聖訓を拝し、このように言われた。
「『
日蓮悦んで云く本より存知の旨なり
』――もとより覚悟の上であると。これほどまでに腹がどっしり決まれば、何事も驚かないですむのだ」と。
私は、若き日から、いつも戸田先生のことを語ってきた。
“戸田先生は、こう言われた”“戸田先生は、こう行動された”と。
恩師の話を、同志も一番喜んでくれたし、それが皆の爆発的な前進の力となってきたのである。
師匠のことを語れぱ、その人自身が光っていく。それを幹部は忘れてはいけない。
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先生が教えてくださった勝利への鉄則。
それは、「最も行きづらい所にこそ、まっ先に行く。最も大変なことにこそ、まっ先に挑戦するのだ」とのご指導である。
さらに先生は言われた。
「10年、20年めざし、信心の苦労を噛みしめてごらん。必ず、世界に通用する見識、人格を培うことができるからな」と。
その通りの人生を私は歩んできた。本当にありがたい先生であられた。
そして、戸田先生は、大確信で宣言されたのである。
「日蓮大聖人から最大に賞賛され、大功徳を受ける資格のある人は、大勇猛心の決意で戦い進んだ人である」と。
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最後に恩師の生誕107周年を慶祝し詠んだ和歌を紹介させていただきたい。
偉大なる
恩師のもとで
晴ればれと
広布に走りて
勝ちたる育春
わが人生
師弟不二なる
正道を
戦い勝ちたる
名誉は永遠にと
人生に
ありて尊貴な
生涯は
師の恩 報ずる
金の道かな
全国、全世界の同志の皆さまのご健康とご活躍、そして、ご一家のご多幸を祈りつつ、記念のスピーチを終わります。
長時間ありがとう! 風邪などひかないように。またお会いしましょう!
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