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全国代表幹部協議会  

2006.9.26 スピーチ(聖教新聞2006年下)

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20  書け、書け、書け
 アメリカの新聞王・ピュリツァーは、次の言葉を残している。
 「大事なのは書くことだ。書け、書け。そしてまた書け」(W・A・スウォンバーグ著、木下秀夫訳『ピュリッァー──アメリカ新聞界の巨人』早川書房)
 広宣流布は、言論戦である。とくに、広布の機関紙である聖教新聞に、この言葉を贈りたい。
 ピュリツァーは、こうも言っている。
 「秘密にしておけば死滅するといった犯罪はない。ごまかしもない。いんちきもない。詐欺もない。悪もない。これらのものを、明るみに持ちだすのである。そして新聞でその正体をあばき、攻撃し、侮辱を加えれば、遅かれ早かれ、世論がこれを追放してしまうだろう」(同)
 まったくその通りだ。大事なのは真実を明らかにすることである。
 悪は、嘘と秘密の闇の中に住んでいる。ゆえに、真実の太陽で照らし出すのだ。そうすることで、自由と正義と民主の世界が開かれていくのである。
21  戸田先生は、“陰謀で学会攻撃をやればやるほど、出るのは罰ばかりだ。何をやっても御本尊の仏力・法力に勝てるものか!”と叫ばれた。
 さらに、「法華経にいわく『還著於本人』と。この実証を見た会員は一層確信を深めている。これは謗法の恐ろしさを教えているのだ」とも言われた。
 〈「還著於本人」は、「還って本人に著きなん」と読み、法華経の行者を害そうとするものは、還って自らの身にそれを受けるようになること〉
 この戸田先生の言葉は、仏法指導者にとっての急所の指導である。この言葉がわかる人が、勝利者となる。
22  女子部は幸福に
 広布のリーダーは、女子部を心から大切にしていただきたい。
 女子部の皆さんが、広布のために一生懸命、行動してくださることが、どんなに尊いことか。
 皆さんも、娘を持つ親の気持ちになればわかる。どれほど大事か。どれほど尊いか。
 女子部の一人一人を、大事に大事にしていかなくてはならない。幹部は、とくに心していただきたい。
 女子部は、皆、幸福になりなさい。学会とともに生き抜く限り、決して不幸になることはない。
 法のため、人のために、仏の使いとして、仏様の仕事をしているのだ。
 妙法をたもった女性は、どんなことがあろうと、必ず幸福になる。御本仏が、そう断言しておられる。
 大聖人は、「日女御前御返事」の中で「九識心王真如の都」と仰せである。
 妙法を受持した私どもの胸中にこそ「最極の都」がある。ゆえに、同志の集いは最も清らかで楽しい集いでなけれはならない。
 だから、笑顔で生き抜いていただきたい。ご両親を勇気づけ、親孝行していってほしい。
 “お父さん、お母さん、私がいれば、一家は必ず幸福になります! 繁栄します! 勝利します!”──そう言ってあげられる女子部になってほしい。
 朗らかに進もう! 私と一緒に! 同志と一緒に!
 創価学会ほど、素晴らしい世界はない。この世界に、自分の素晴らしい使命がある。それを見つけることである。そこに、真の幸福と充実が輝く。
 どうか、ご家族の皆さまに、よろしくお伝えいただきたい。
 お父さんやお母さん、またきょうだいで、ご病気の方もおられると思う。私と妻は、毎日、お題目を送っています。長時間、ありがとう! ご苦労さま!

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